学生時代2年間ほどピザ屋でデリバリーのアルバイトをしていましたモリばやし(@satobayashiblog)です。
当時配達が1番速かったので時間に間に合いそうにない配達の時によく私が任されていました。
なぜ早かったのか今思い返してみると言葉で説明できる!と思ったのでブログに。
運転技術やスピードを出すのが大きな理由ではなく”仮説と検証“が速さの秘密でした。
人生にも応用できる”仮説と検証“についても後述します。
信号のパターンを覚えていた!
まず1つ、配達が速かった理由が信号のパターンを覚えていたことです。
絶対に同じ場所で赤信号で捕まる道や、絶対に青信号で信号に捕まらない道もあったり
ここはいつも歩行者信号が点滅している時に渡れるなぁとか。
普段何気なく運転している人は気にしない人も多いと思いますが、こうして配達の時間などを気にしていたりすると信号パターンを覚えておくことでスピードを出した方がいい場面とスピードを出しても意味がない場面が出てきます。
これだけで効率の良い運転ができるのでいつも同じくらいの時間で配達することが可能になります。
ただしこれだけでは1番速く配達するには繋がりません。
いつもと違う道を使ってみる
前述した信号のパターンを覚えておくと次は”別の道に行けば今止まっている赤信号を回避できるのでは?“とゆう仮説を立てることができるんです。
ここから”仮説と検証“の話。
この場合の仮説は
いつも止まっているこの信号に捕まる前に、別の道に行けばこの赤信号を回避できるのでは?
になります。
この場合検証するための道をあらかじめ地図などで確認してから検証します。
検証した結果は
赤信号を回避することができたが、別の道を使うことによって配達時間が1分遅くなった。
今回の場合は今まで通りの道を使うのが一番最速になります。
こうして仮説を検証をすることで当たり前ですが配達の最速化ができるんです。
配達の都度仮説を立てて検証していたら速くなった
1日に平均15~20回ほどの配達がありましたがその都度私は仮説を立てて検証をしていました。
- お店の目の前の信号が赤信号の時に出発するとどうなるのか?
- 全く別の道を使うとどうなるのか?
- 信号のある大通りと信号のない路地ではどちらが速いのか?
こうして2年間も配達していればそりゃ速くなりますよね。
これは仕事にも人生にも応用できる
普通であれば大通りを使って目的地の近くまで行きその近くで路地に入るのが一番効率が良く、曲がる回数も少ないので迷うリスクも抑えられます。
ただ私の場合それだとつまらなかったんですよね。
配達を楽しむために自分で仮説を立てて検証して配達時間の短縮を楽しみとしていたので2年間もバイトを続けられたんだと思っています。
普通に考えればお店で作られたピザを頼まれた家に運ぶだけの作業に楽しさなんて生まれないですよね。
ただ、そこで自分が楽しむために選んだのが配達自体をゲーム化してしまうこと。
要するに、配達時間を短くするゲームを毎回行っていたんです。
これは仕事にも人生にも応用できます。
仮説と検証を行うことでつまらないものを面白くできる。
つまり仕事や人生をゲーム化することで楽しくなるし効率も良くなる。
そんな最強の考え方をやらないわけにはいきませんよね!
〜仮説を立てる癖が大事〜
普段何気なく見てる電車の中吊り広告とか、なんだこれ?と思うことに対して自分なりに「もしかして"これ"って"あれ"を狙ってるんじゃないか?」と仮説を常に考える。
そうした仮説力を持ってるだけで世の中の隠れた"仕組み"を浮き彫りにすることができる。
— モリばやし (@satobayashiblog) 2017年8月2日
仮説と検証。
まずは簡単なことから始めてみてください。
では!!!
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