【とある日のカフェでの話】他人の価値観の中で生きているのは”もはや他人”ですよ

価値観・考え方

突然ですがあなたは”自分の価値観の中に生きている自分“ですか?

それとも”他人の価値観の中で生きている他人“ですか?

 

実はあなたは自分ではなく他人なのかもしれません。

 

とまぁ宗教みたいな話から始まりますが、別に大げさな話ではありません。

私は”自分の価値観の中に生きている自分”、つまり”個の掟”で生きています。

他人の価値観の中で生きている人が少し前にカフェに行った時にたくさんいるなと感じたのでその例を今回ご紹介します。

会った事も無い有名人(芸能人や周りの人気者など)の話をする

カフェに行くとこんな話が聞こえてきました。

Aさん
3代目ってちょっとチャラいから嫌やんなー
Bさん
あの子ってあっこでバイトしてるらしいよ
Aさん
なんか最近○○な子増えたよねー
Bさん
そういえばあの人って不倫してるらしいよ

とまぁこんな会話です。

これに共通しているのは自分と話し相手ではない誰か(会ったこともない人)の話をしています。

別にこういう話をするのは良いですが、自分と相手に何も関係のない愚痴や妬みなどの話をしても意味がありませんよね。

  • 3代目チャラいかもしれませんがあなたのことを知りません。
  • あの人が不倫してようがあなたには一切関係ありません。

そして他人の話ばかりしていると”他人と自分を比較してしまう“ようになります。

これは昔私がそうだったのですが、会ったことのない人や遠い存在に憧れを抱いてその人の良いところだけを見て勝手に自分と比べて落ち込む。
自分が憧れる人に絶対になれるはずもないのに勝手に比べて勝手に落ち込む。これってダメな劣等感なんですよね。

他人の価値観の中で物事を判断してしまっています。

人は健全な劣等感を抱かないとダメな生き物です。

健全な劣等感とは、理想の自分と今の自分を比較して生まれる劣等感のこと。

憧れの人を作るのは良いですが一部を切り取って理想の自分という健全なものに落とし込むことが大事です。

理想の自分がブレないと必ず努力すれば理想の自分に近づきますが、他人の価値観の中で生きていると理想がどんどんブレていきます。世の中は変わっていきますからね。

理想がブレると今の自分が一向に前に進んでいない、成長していない錯覚に陥ります。これが負のスパイラルを生みます。

健全な劣等感を抱くように個の掟で行動し、自分の価値観の中で生きましょう。

課題の分離が解決策

自分の価値観と他人の価値観をうまく理解できていない人は少なくないと思います。

しかし、課題の分離を考えると理解が早まります。

例えば、親が子供に「勉強しなさい!」と言うことを例にすると、将来勉強しないで困るのは子供の方で、親は関係がありません。

子供の課題が勉強をすることであって、親の課題ではありません。

こうした考え方が課題の分離です。

もっとわかりやすく例えると、誕生日プレゼントを買うのは自分の課題ですが、それを喜ぶかどうかはもらう側つまり、相手の課題です。

なんであげたのに使ってくれないの?は完全に課題の分離ができていません。

使うかどうかはもらった側が決めることです。

こうした課題の分離はアドラー心理学「嫌われる勇気」で学びました。

先生と、うまくいかない若者の対談方式なのですごく読みやすくてオススメです。

他人の話ばかりする人や健全な劣等感を抱けていない人にぜひ読んでほしい一冊です。

では!

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