キンコン西野さんが新通貨を作っているのはご存知ですか?
ビットコインなどの仮想通貨を知っている方はイメージしやすいと思いますが、独自で通貨を作っています。
その新通貨は「L」と称され現在キンコン西野さんに注目している人たちはこの新通貨「L」がきになる方も沢山いると思います。
10/1日に放送されたAbemaTVの徹の部屋でキンコン西野さんの「革命のファンファーレ」を売る企画で3時間のスペシャル番組が放送されました。
その中でキンコン西野さんが新通貨「L」の話を約10分ほど語ってくれましたのでその詳細を今回まとめて記事にしました。
結局SNS上でブランディングができている人しか信用でお金を稼げない
信用を稼いでしまって、稼いだ信用をお金に両替する装置が結構出てました。
例えばクラウドファンディングだったりVALUだったり。
とにかくみんな信用稼ごうぜ!という時代になりつつあるが、SNSでブランディングが済んだ人しかお金化できていない現状があります。
キンコン西野さんやホリエモンさんみたいなSNSのフォロワーが多い人はクラファンでお金を集めたりできるが、信用持ちはそんな人たちだけか?といえばそうではない。
例えば、キンコン西野さんの父親はSNSを積極的にやっていないですが、嘘をつかなくて人の悪口を言っているのを聞いたことがないそうです。
だから、父親の周りのコミュニティではすごく信用を獲得しているのに父親にはお金が落ちていない。
つまり、父親がVALUをやってもクラファンをやってもお金化できないんです。
イコール、SNSのフォロワーが多くない人は稼げてない(信用をお金化できてない)から本当の信用経済になっていないということ。
ある女の子がすごく面白いことを言っていた
話が飛びますが、キンコン西野さんがある日下北沢で飲んでいたら、西野さんのオンラインサロンのメンバーでもあり、SHOWROOMの配信者の女の子があるサービスを作りたいからといって奈良からわざわざ会いに来たらしいです。
そして一緒に飲もうということになって話をしてみると、その女の子が「いらないものをいらないと言える世界を作りたい!」と言いました。
これにはキンコン西野さんは大きく共感しました。
例えば、差し入れってすごく嬉しいですけど、一般の方からの差し入れってもらっても食べきれなかったり捨てられてたりする。特に生ものとか。
一般の方の差し入れを受け入れるとそういうのが起きるから「いらない!」って西野さんは言うが、言うと「差し入れは気持ちだから受け取れ」、「好意をむげにするのか」と贈る側の意見を言われて叩かれるんですよね。
でもこれって、物が不足している時代の人の感覚と、物が溢れている時代の人の感覚では差し入れの価値が全然違うんですよね。
贈り物って場合によっちゃ苦しめているんです。
でもそれってはっきりとは言えない。
キンコン西野さんは阪神淡路大震災の被災者で当時は千羽鶴がいっぱい届いて手が塞がったみたいです。
山ほど届く千羽づるを退ける時間と手間があった。退けないと車も通れないし、豚汁も配れないし、毛布もかけてあげれない。
これは結構な問題ですよね。でも言ったら叩かれる。
だから女の子の言うことはすごく共感したのですが、女の子のサービスは「誕生日だとかクリスマスとかに商品券を送れるサービスを作りたい。」というもの。
それ自体は全然面白いと思わなかった。
なぜなら既存でそういうサービスがあるから。
それでこのサービスが見落としてるところは、贈るプレゼントの価値ってそこにかけた時間が大事だ。というところ。
買いに行った時間や選んでくれている時間が実はプレゼントをもらう上で嬉しいことなんですよね。
お金だけをもらうとそれはそれで便利だけど、選ぶのが面倒臭いのかな?と寂しい気持ちにもなる。
その時間とお金の問題を解決するにはどうするべきか?
時間×お金をどう組み合わればいいのか
この問題を解決するためには一つしかなくて、送る1万円にものすごく時間をかけられていることを可視化すると受け取り側は寂しくないし受け取れるようになると考えた。
そしてその手段は手紙だなと思った。
見城さんの誕生日に500文字の手紙を買う。
500文字×10円で5000円で手紙が届いて5000円が振り込まれると見城さんは受け取ってくれる。
でもちょっと待てよ。受け取ったものをまた次に使ったりできれば面白いんじゃないか?と。
中に文字を入れれるレターポットというものをみんなに持ってもらう。
そして誕生日おめでとうなどの文字を振り込むとそれを現金にすることもできる。
でもせっかくなら昨日見に行った舞台を見て思った感想をその演者さんに送ろう!
それをまた文字として振り込む。
もらった側はお金に現金化することもできるし、文字としても扱える、つまり文字を通貨にすることが新通貨「L」の正体。
しかし、なぜそれに行き着いたか。
部下に愛された上司が退職する時に送られる寄せ書きって愛された分だけ文字で埋まるなと。
信用度とその人によってくる文字数は比例すると思ったからなんです。
文字を通貨にすれば、信用を持っている人にきちんとお金が回るなと西野さんは考えました。
例をあげると、東日本大震災の時に「頑張れ!」とかの応援メッセージがこの新通貨のレターだったら被災者はもっと喜んだはず。
子供が生まれた時のおめでとう!のメッセージをお祝い金に変える
この新通貨を作ってる途中にスタッフに子供が生まれたらしくてその時、フェイスブックで告知したらおめでとうがいっぱいきた。
一方で、自分の子供が切れないお古の服がたくさん届いたらしい。
それってさすがにいらないとは言えないですよね。
でもレターポットを持ってるって言えば文字がお金になるし、お古の服ではなくおめでとうの文字でお祝いもできる。
いらないものをいらないと言える世界を作るのがキンコン西野さんの新通貨「L」の原点にもなっているみたいですね。
新通貨「L」のまとめ
- 新通貨は文字
- 文字をお金に変えることもできるしそのままもらった文字を送ることもできる
- TwitterやFacebookがあれば使える
- 本当の信用経済を作るにはSNSでブランディングできてない信用持ちの人がお金化できる仕組みが必要
革命のファンファーレも発売しますし、えんとつ町のプペルも映画化されますし今後もキンコン西野さんから目が離せませんね!
近々オンラインサロンに入会してみようかなと考えてます。
役に立ったと思ったらシェアしていただけると嬉しいです。
では!
コメント